メーリングリストを誤って別の芝居のメーリングリストに流してしまい、しかもそれが駄目出しメールだったためトホホ感が抜けないいなべです。
慌てて送るもんじゃないですね。

今日は舞台監督ＡＴさんが来て、スタッフのことやもりげきのことについて色々な打ち合わせをしてくださっていました。
演出なので同席できませんでしたが、しのぶやぶ～ちゃんとも会いました。
小道具について○○○を預かったので、ついに明日使ってみようと思います。
衣装のこんさんとは、○○の○○○○についてメールで確認(笑)。あえて伏字(笑)。
そして宣伝美術のふみさんとも久々に密会し、パンフレットについて打ち合わせをしました。

さて、肝心の稽古場ですが、みよさん特訓デーでした。主に後半のシーンを練習をしました。
なかなか役者の練習に来れる時間が開始時間に間に合わないので、後半にぎゅぎゅっと濃縮還元した稽古になっています。

今回演出をしていて、前回出演した舞台で演出に言われた一言を思い出します。
「君たちはこんなもんじゃないだろ？何出し惜しみしてるんだよ。」と。
今演出をしていて、どう思ってこの言葉を言っていたのか、少しだけわかったような気がします。

しかしながら今回は、それは正しく導けない自分にもあるのかもしれません。
「正しい」などと書いてしまうと、正義は主観的な表現ですから、端から見れば 正しいことなどなにもないし、そもそも間違ってすらいないのかもしれません。
言い方を変えれば、歩く道筋を迷ってはいないのですが、皆が読める地図を書くのに苦労しているのかもしれません。
役者もひとりひとりに課題があり、要練習の毎日ですが、いなべ自身も日々精進の毎日です。

今回の芝居は、大袈裟に言ってしまえば、たくさんある可能性を無限に広げて、そして一つに定めるという神話の創造です。
∞＝１を証明するような、そんな感じです。
できるかできないかではなく、やるかやらないか。
それだけの問題なのです。

しかしながら、たくさんの人に芝居を観ていただきたいと、そして一人でも多くの人に楽しんでもらえる芝居を作りたいということは、それはハコニワ参加者総員の思いであります。
本番まで残り一ヶ月、チケット絶賛発売中ですので是非ともお買い求め下さい！

いなべ